「断らない相談窓口」と「参加の支援」

さて、今回のセミナーで、厚労省の吉田昌司さんから、
「地域共生社会の実現に向けた包括的な支援体制の整備について」という発表がありました。
新たな事業全体のところに、「断らない相談窓口」と「参加の支援」というのがあります。

少し前に、「にぎやか食堂」の阪井由佳子さんと、某社会福祉協議会の困窮者相談窓口に行きました。
人当たりの良い窓口の方から課長さんに説明が移って、
その課長さんから「私たちは、私たちの提案を受け入れ実行できる人しか支援できません」
という耳を疑う発言を聞きました。

「えっ、提案が理解できない、実行できない人はどこかにつないでくれるのですか」と聞いたら、
「それはしません」
結局、最低限できるということだけ聞いて確約してもらって帰ってきました。

一人で行ったら落ち込んで帰ったでしょうが、
二人で行ったので、「すごいこと聞いちゃったね」で怒りがふつふつ。

ただ、この怒りは、課長さん個人にではなくて、「体制に無理があるのだろう」と思うのですよ。
国が「断らない相談窓口」を打ち出したら、きっと混乱状態が起きると思う。
どこにこの相談窓口を持ってくるのか。誰をここに座らせるのか。

「地域づくりコーディネーター」、「コミュニティソーシャルワーカー」という
あまり私は聞いたことがない言葉も出てきていました。

福祉からもまちづくりからも何となくはずれている「危うい居場所」「ごちゃまぜ居場所」。
ここでけっこういろんなことが起きているんだけどね。

実はホームページ作りました。
参加者はまだうちと「ひとのま」のみ。
賛同してくださる方、仲間になりませんか?
危うい同士でやっていきましょうよ。

https://gochamaze.net/

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