みやの森カフェに来ると出席になるということについて

皆さんが喜んでくれたことをとてもありがたく思います。
でも、「出席として認める」って昔からあったのです。それは校長先生に判断が任せられていました。
YMCAのさくらカフェのときもありました。これを認めるために足を運んでくれた校長先生、担任の先生、もう一人先生が居たはず。丁寧に話を聞いてくれて、そして出席として認めてくれる。
そのときは「制服を着て学校に寄ってさくらカフェに来る」という計画でしたが、制服着るだけで疲れてしまう様子。それで、「私服で直接カフェに来る」提案をしました。それもOKが出て元気に通い出した女の子は、半年たって、「もしかして勉強も必要かも」と半分学校に戻って無事卒業。
今でもその校長先生とはお付き合いがあります。

そして、今回は「民間のフリースクールも出席日数に認める」という動きが国から下りてきたらしい。民間の学びを認めてもらえることは本当に嬉しいことです。そしてそれをいち早く取り入れてくれた富山県、砺波市にも感謝です。
ただ、ここにもじっくり考えなくてはいけないことがある。学校によってはちゃんと見に来て、「想像以上の活動でした」と感嘆してくれた先生もいれば、電話で「何日行きましたか?」と問い合わせだけの学校もあります。
私たちとしてはここからがスタートです。道は作ってもらった。学校と民間がどう連携していくか、それが問題。

もう25年以上も前にご縁があって富山YMCAフリースクールの講師になって、そこから学校に行かない子どもたちとのお付き合いが始まりました。
その間に、「登校拒否」じゃなくて「不登校」って言葉にしましょうとか、行きしぶりが始まったら早く手を打たなくちゃならないとか、それでは、子どもたちのメンタルが壊れてしまうから登校刺激はしない方がいいとか、二転三転。その繰り返しだったような気もする。
でも、フリースクールは何があっても変わらない。いっつも同じ空気が漂っていました。

民間は、だいたいは資金がない、マンパワーが足りないと危ういことだらけですが、その空気を勝手に持続していけるというのが強みです。
福祉にしても教育にしても、制度の中でその人がどう動くのか。
ゆるーい「出席は校長裁量でよいですよー」という制度のときは、本当に必要性を感じた先生だけが自分の足で来てくれました。
また、「登校刺激をしなさい」と言うときにも、「あの子にはしない方がいいな」とスルーしてくれていた先生、逆に登校刺激はするなといわれたときにも、「私はあの子に会いに行く」と行動していた先生。
制度の中でも自分の意思で動いてくれている方とは繋がりができます。ただ、これを機会に関心を持ってもらったことは確かです。自分の意思で繋がってくれる先生がいたら嬉しいなと思います。そういう意味で楽しみです。

-おまけ-
中学生との会話
私「カフェに来ると学校の出席日数になるんだって」
中学生「そう、じゃあ来る」
私「でも、残念なことに夏休みは出席日数にならないんだって」
中学生「ふうん、でも来るわ」
はい、いい感じです。

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