10月12日助かり合いフォーラム オモシロビト紹介第3弾(2024/10/08)

10月12日助かり合いフォーラム
オモシロビト紹介第3弾 林敦也さん
私がまだ富山でさくらカフェをやっていたとき、おそらくキリスト教関係の慈善団体をされていた上品な高齢の女性から、「今度ね、薬物依存の人たちが富山に来るから、あなた、よろしくね💛」とささやかれました。
「えっ、薬物依存の人には会ったことがない…どうすればいいんだろう」と、思っていたら数日後林さんが来店されました。お話してみれば、一生懸命頑張ろうとしている人、仲間になれそう!と安心しました。
 当初、まだ公には名乗れず、拠点として提供してもらった海の目の前の家にみんなで住み、やることがないので、夕飯のおかずを海に釣りに行っていたそうです。ちょうどさくらカフェが新たな場所に引っ越しが決まったので、お手伝いをお願いしたらみんなで来てくれました。フリースクールの子どもたちとも会って101「俺たちも昔は居場所がなかったんだ」としんみりと話す人もいました。その後、富山ダルクリカバリークルーズは岩瀬太鼓「海岸組」を結成して、おそらく汗と血を振り絞っての練習の末、素晴らしい演奏を各地でしています。また、本人支援だけでなく家族支援も県内県外でしています。
 私たちは、海水浴やバーベキューでも交流していますが、ダルクのおうちは、まさに助かり合う居場所。家族だけでなくそれまでのすべてを失ってきた人ばかり。みんなで「今日一日クリーンでいよう」と積み重ねていく毎日。お互いが弱さを認め合い、失敗も共有し許し合う場。居場所の原点がそこにあると思います。
オモシロビト紹介第2弾 元島生(しょう)さん
元島さんは、熊本出身、見た目とは違い(?)熱い人です。でもときどき萎れるところも魅力的。富山でひとのまを宮田隼さんと一緒にやってくれていました。
「なぜか、職務質問よく受けるんですよね」
とこぼしていたこともあります。今は長野に移り住んで、写真で見る限り、「いい男」になっている気がする。
富山にいた時も、困っている人たちを支援するというより、共に生きていました。
彼が仲間と作った「しんどいなぁ会議」…しんどい人しか参加できないという伝説的な会議は、いろんなところで自然発生的に開かれていました。ゆったりまったり、しんどいねと言い合う会議。
長野では、社会の「のきした」づくりをしながら、歌ったり、文を書いたりしているそうです。500円で泊まれる「やどかりハウス」無料で食べられる「のきしたのおふるまい」どこに住んでも、誰とやっても、彼は「助かり合う」人。おそらく、その身体、心の中に、「助かり合う」精神、哲学が自然と宿っているに違いない…と私は思います。以前長野に会いに行ったときは、熱を出しおなかを壊していて会えずじまい。今回、富山までちゃんとたどり着いてね。
オモシロビト紹介第一弾 林昌則さん
空手の指導員で、昔は非行少年にかかわってきていたけど、気が付いたら「非行少年」なるものが激減…周りを見回すとニート、引きこもりばかり。それで、「ニート」による便利屋さんを立ち上げる。ニート引越センターも。
このチラシにちりばめられた言葉、料金体系も秀逸!シェアハウスもやっていて今3名住んでいるそうです。
そのうちの一人「ダイさん」と富山に来てくれました。このダイさん、珠洲で被災してシェアハウスに避難中。便利屋さんでお金もらうと即「骨とう品」を買ってしまうらしい。先日2万円もらったときは、イタリア製のランプ購入。イタリア製の冷蔵庫やらテーブル持ってるらしい(冷蔵庫は1年で壊れた)林さんが止めても止まらない。
そこに、わがチームタケシ君現わる。「タケシ君、ゲームで思わず課金してお金使いすぎた時に後悔しない?」タケシ「全然しません。その時楽しんだからそれはそれでよし!」その潔さ?に回りは無言…
そして、ダイさんが買い集めたというジーンズをガチョックの澤田君にインターネット販売してみてと頼みました。
澤田君「布ですよね…売れるかなあ」
「布じゃなくてジーンズ!」
澤田「布だよね…売れるかなあ」
ダイさんは自信あるらしい。私は売れるかもと思う。
林さん、澤田君は…信じてないみたいだな。
ぜひ、試してみて下さい。一攫千金めざしましようよ。

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