9月7日、みやの森カフェにて、Ponteクリーンチームのお茶会を開きました。

9月7日、みやの森カフェにて、Ponteクリーンチームのお茶会を開きました。2020年大人2名に若者1名でスタートしたクリーンチームは、今や大人5名若者19名の大所帯になりました。このチームで、高岡南福祉会の特別養護老人ホーム2棟、そして、小規模多機能施設の清掃に頑張っています。

当時カフェに若者たちが集まってきていて、「この人たちには働く場が必要だ」ということで、「生きづらさ、働きづらさを持つ人たちのための就労支援」として制度外で立ち上げました。清掃会社アドバンス北陸サービスの協力を得てマニュアルを作り、清掃のプロの技術を身につけて、「働く体験」をスタートしました。働くことに自信がつけば、その後の人生はさらに多様な選択肢の中から選んでいけばよい。制度外でやっているのは、福祉就労には合わないいわゆるグレーゾーンの人たちの選択肢になればよいと考えたからです。

5年の間にいろんなことがありました。ここを卒業して新たな仕事ついた人もいます。親から自立したいという思いでPonteのシェアハウスに住んでいる人もいます。あるいは、やはり福祉の支援が必要であると判断された人は、B型作業所ガチョックに所属を移して施設外就労ということで働いている人もいます。とりあえず、働く体験をして賃金を得る、そして仲間と共に頑張ることで、自信や次の選択肢を考える余裕ができる。

今回も、新たな道に行く人もいて、新たに仲間に入る人もいます。ナオヒサ君は新たな道を行く人にお礼の手紙を読み上げました。そして新たに入る人たちの挨拶に温かい拍手も起きていました。

しかし、最低賃金の値上げや社会保険の負担増でこのまま制度外で行けるかどうかの分かれ道に来ているような気もしています。いろんな人のお知恵を借りて、この就労支援は継続していきたいと思っています。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です