報告第2弾の2

そして、学習会の後は、静岡、宮城、滋賀、福島の皆さん15名がリベロに宿泊して、大夕食会。

私の方は、グラタン、おでん、ちらしずしなどなどをたっぷり用意して、ゲストは飲みたいお酒とおつまみを調達してきて、親せきの宴会みたいでした。南砺市の中山さん、浦井さん、ウッドデッキ修理してくれていた米沢君やガチョックの澤田君も参加してくれました。

静岡方式は拠点を持たないから、どこにでも展開していく可能性を持っている。一方、うちのようにカフェやらシェアハウスのような拠点を持っていると、この場所に縛られているので、どこにでも展開していくというわけにはいかない。

 その違いはあるのですが、話してみると「わかる、わかる」ということばかり。今活動の中心になっている小和田さんも、自分の子どもの相談に行ったら、サポーターの登録用紙に名前書かされて、相談を受けてくれるはずの渡辺さんが忙しくて、そこにいる若者たちに話聞いてもらって・・・そのまま今に至る。

 Ponteも、カフェに来てくれた人、相談に来たはずの人が、カフェやフリースクールを助ける人になってくれています。相談に来た人が支援される人として固定化されない空気がある。だから画一化されず、いつも空気が動いている。

 石巻から来た若者にも話を聞きました。震災があって大きな額の補助金がおりている地域。そのため市民活動も財政的に安定している。おもわず、「いいなあ」と言いました。しかし、安定していると、創造的な次の動きが出にくい。確かにそんなこともあるだろうなあ。でも、津富先生がかかわることで、ここにも自由闊達な静岡方式の空気が入っていくのだろうと思われます。

どんな状況でもメリットデメリットは必ずある。そこに関わる人たちがそれをどうとらえてどう動いていくか、違いがあるからこそ、面白いですね。

こんな風に腹の底から話し合い、感じ合うことで、自分たちの活動も見直し、新たな視点も見いだせるのだなということを深く感じることができました。

県を超えてきてくださった皆さん、学習会に参加してくださった皆さん、参加できなかったけど興味を持ってくださった皆さん、ありがとうございました!

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です