今日のPonteクリーンチーム+(2025/03/09)

今日のPonteクリーンチーム+
8日石川健地場産業振興センターで開かれた「障がい者活躍フォーラム」に参加せていただいておりました。
講演、パネルディスカッションと進み質疑応答になり、会場から2つの質問がありました。
1つめ。作業所を運営する法人の方から。
「自法人でトレーニングを積み一般企業に採用された子がしばらくしたら戻って来た。彼女から話を聞くと”孤独を感じた”と辞めて来たという。受け入れ側の企業には体制や支援という考え方があるのだろうか。聞くとこういうケースは多い様に感じる。世間は人手不足とはいうもののどのようになるのか不安だ。」
ん~、質問の元となった子が(質問者の法人から)勤めることになった後、質問者の方達はどんな関わり方をされていたのかすごく気になった。辞める前に相談や近況を話に来るということはなかったのか?全く新しい環境と関係の中に「入っていく時」「入ってから」のサポートはどんなカタチがあったのか?
自立したから後は就職先が行うこと、そう考えて然りだが、課題や問題があって支援や就労サポートを経て社会に出ていく子なのだから、関係性の移管に対してどんな考えを持っておいでなのかと就職先や社会の問題を問うことに重きをおいた発言に「今どきの考え方ではないんじゃないか?「当人」「支援者」「関心」のバランスを見てみたいと感じていた。
2つめ。「支援所」に努める当事者の方の質問。
「紹介されて職場に来た職員がいた。来たり来なかったりを繰り返し、結局来なくなって3年間して辞めて行った。彼に周囲の者はどんな風にかかわってあげればよかったのかずっと疑問を感じている。私はどうすればよかったんでしょうか。」
これも難しい質問。
多分、パネラーや主催者は分かっていたと思うのです。「(詳細は分からないけれど)辞めて行った彼の問題であってあなたの問題ではないと思う。何故”辞めていったこと”を質問者に問題があったと思うのか?原因が自分にあると思うのなら”それ”を考えてみることが重要で、残っている人たちと話をすることが職場の中の見直しや点検につながると思う。」と。
問題は会の終盤。50人以上の聴講者が集う中。自称当事者という彼はどのような所にポイントがあるか分からないし、細微に繋がるやり取りが始まることも考えれる応答は避けたいと考え、制度の紹介や講師の先生のまとめで終いとなりました。
会全体を通して、言葉にしたりまとめることが難しい課題を皆さん、言語化されていて勉強になりました。
活躍の場。
それまで「居場所」を探していた人達が、「できる」を確認する場として働く場に進んでいくことは大切です。
それを受け入れる側も”備え”が必要で、
例えば
本人と職場の間を通訳してくれる存在。
適時適応で注意したり叱ったりする存在。
しかるけれど一日の終わりには”ほめたり””良い評価”を伝えて「今日から次のあいだ」を縮めることができる存在。
そういう人や調整役がいればいいんですが、、、
というより”そういう人”がいる所が成果を見せ始めているのですから。
障がい者だけではなく、人と人を取り持つ力って大切だと思って帰ってきました。
加藤さん、えりこさん、MIZUNOさん、いつも勉強させていただいています。
税田さん、久しぶりにお顔を拝見できて良かったです。
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あなた、渡辺 恭子、江畑美由紀、他49人

2
大切だね

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