シンポジウムin台湾
11月10日
「僻地の高齢者のケアと多様な補助医療に関する国際シンポジウム及び成果発表会」で『地方の小さなカフェにできること』と題し、Ponteとやまの活動について報告する機会を得ました。
シンポジウムが終わってやっとわかりました。私たちを呼んでくださった経緯が。
一粒麦子基金会というキリスト教を母体にした会が、僻地の介護や医療の支援をして15年年経ったため報告会をする、それを国際報告会として、1日目は私たち日本人を、2日目はアメリカのソーシャルワーカー、香港の園芸療法士を呼びました。
日本でもマイナーな富山県の小さな活動に注目してくれた理由。台湾で初めて在宅専門の診療所を僻地で始めた五十嵐さんの夫、余さんの会の最後の言葉。
「ここにいる私たちは、皆世の中を変えようとか大きな事業をしようというのではなくて、目の前にある困りごとをみんな共に解決しようと思っているんです」
国を超えて同志がいるってこんな嬉しいことはありません。終了後たくさんの人に囲まれて、英語やら片言の日本語で話しかけられました。「迷っていたけど、私もやります!場所を作ります!」って。
砺波の在宅医療専門の診療所ものがたり診療所を五十嵐さんたちが訪ねて、診療所の方がランチを食べに連れてきてくれたーそれがスタートでした。
ponteはイタリア語で、『つなぐ』『橋』
いろんなつながりのおかげでこんなチャンスを得て、そしてさらにつながりが想像もしない世界へと広がっていっています。
誰もが当事者、他人事にしないたいう視点、
これからも大切にして、Ponteとやま、今後も地道に活動を積み重ねていきたいと思います。